財務・人事トランコムが30日に発表した2019年3月期第1四半期(4-6月期)決算は、タイでの物流業務が安定稼働したことで22%の営業増益となった。
「その他」部門に属するタイの物流業務は、前期稼働の立上げに苦戦したが、今期は安定稼働したことでセグメント利益が黒字に転換した。
最も売上の大きい物流情報サービス事業は、チャーター部門・中ロット部門ともに成約台数の増加により、増収。セグメント利益は、売上高の増加に伴う利益の増加はあったが、事業の高度化を進める上での既存システムの改修に伴う費用に加え人件費の増加により、減益となった。
ロジスティクスマネジメント事業は、新規業務の稼働に加え、既存拠点の物量増加により、増収。セグメント利益は、新規業務の稼動に伴う初期費用の計上はあったが、前期稼働業務や既存拠点での収益性の改善により、増益を確保した。
2019年3月期第1四半期
累計(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 36,881 | 7.2% | |
営業利益 | 1,498 | 22.0% | 4.1% |
経常利益 | 1,494 | 23.7% | 4.1% |
純利益 | 968 | 59.0% | 2.6% |