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UPS日本法人新社長にダリル・テイ氏

2018年10月30日 (火)

▲ダリル・テイ新社長

財務・人事米UPSは30日、日本法人のUPSジャパン(東京都港区)とUPSサプライチェーンソリューション・ジャパン(同)の新社長にダリル・テイ氏が就任したと発表した。梅野正人前社長は、UPSアジア太平洋地域南アジア地区の通関部門ディレクターに就く。

UPS勤続18年のテイ氏は、これまでアジア太平洋地域で営業、事業戦略、マーケティング、オペレーションなどのチームを率い、2010年にはUPS中国のマーケティング・ディレクターに就任、中国事業が急速に展開する中で中国企業と世界中のオンラインバイヤー・セラーを結びつけた現地オンライン小売大手との戦略的提携を通し、UPSのEC戦略立案で重要な役割を果たした。

直近ではベトナム・ホーチミンの拠点でUPSベトナムの代表(マネージング・ディレクター)を務め、在任中は同国中部から南部にまたがる10省でサービスを強化したほか、ベトナム、オーストラリア、マレーシアなどを含む貿易パートナー間で、新たな海上輸送とフレートフォワーディングの貿易ルートを開設した。

同氏は「日本企業はアジア、特に東南アジアで事業を拡大しており、日本市場はUPSにとって優れた成長ポテンシャルを示している。日本の顧客と協力しながら、顧客のビジネスの競争優位性をさらに高める新しい機会やサービスを見つけていくことを楽しみにしている」と話している。