トーハン、桶川SCMセンターで感謝祭

イベントトーハン（東京都新宿区）は10月31日、トーハンロジテックス（埼玉県桶川市）ほか物流業務に携わる企業8社で構成されるトーハン共栄会と共に、21日に「第9回トーハン桶川SCMセンター感謝祭」を開催したと発表した。当日は家族連れなど1000人が参加した。

感謝祭は、近隣住民や同センター従業員とその家族、また主要な取引先を招き、日頃の感謝を伝える催しとして毎年秋に開催されているもの。

開会式ではトーハン共栄会を代表し、コバヤシユニオン・宮田美佐代社長が「出会いはすべてが縁だと思う。この職場が皆さんにとって良い縁と思ってもらえるよう努力していきたい」と挨拶。

トーハン副社長兼トーハンロジテックス社長の田仲幹弘は「出版産業の特徴は、出版社の8割以上が首都圏にあり、印刷・製本会社も集中していること。当センターは日本全国からの書籍の注文を一手に担っており、世界的にも類を見ない書籍流通の一大拠点だ。ここで働く市民の皆さんが日本の出版文化を支えている」と述べた。

当日は、天候の変化に備えて屋内に設置されたメインステージはイベントで大いに賑わい、地元の高砂屋書店によるバーゲンブック販売コーナーが設けられた芝生広場では、終日子供たちの歓声が響きわたった。天候にも恵まれ、感謝祭は大盛況のうちに終了した。