ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

阪急阪神エクスの航空貨物、被災前水準に回復

2018年11月6日 (火)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスが6日発表した10月の航空貨物輸送実績によると、同月の日本発輸出(混載重量)は7725トンと前年同月実績を37.9%上回った。このうち、大阪仕立混載重量は1749トンで、前年同月比は2.3%減に回復した。

関西地区での航空輸出業務は、関西空港内自社倉庫でのULDビルトアップ作業も再開し、被災対応の成田・羽田向けトラック転送も10月一杯で終了。11月1日からは通常稼働となり、被災前のオペレーションに戻った。

日本着輸入貨物の通関件数は1万6875件で5.1%増加。この内、関空での通関件数は4483件で2.8%増に回復した。関空内自社倉庫での輸入インタクト業務も10月15日から再開し、関空向混載のオペレーションも被災前の状況に戻った。

被災後2か月が経過し、未だ一部制約は残るものの、関空での同社の輸出入取扱いは概ね被災前の水準に戻り、被災直後に立ち上げた「緊急事態対策本部」も先月末で解散した。