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アスクル、配送ドライバー制服「アスリート仕様」に刷新

2018年12月4日 (火)
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ECアスクルは4日、自社配送を担う子会社アスクルロジスト所属配送ドライバーの働きやすい環境整備とパフォーマンス向上を目的に、さらなるプロフェッショナル化を追求するプロジェクト「つなぐ アスリート宣言!」を開始したと発表した。配送ドライバーを「配送のアスリート」として捉え、プロフェッショナルとして毎日のベストコンディションを保てるサポート策を推進する。

その第一弾として、東京・大阪で配送に従事する配送ドライバーのユニフォームを「アスリート仕様」に刷新。配送ならではの身体の動きに対応した要素を取り入れつつ、顧客への印象にも考慮した、機能性とデザインを兼ね備えたユニフォームを導入した。

ユニフォームはパフォーマンスを最大限に発揮するために必要不可欠な基本アイテムだとして、大手スポーツウェアメーカーのデサントジャパンの全面協力により開発を手がけた。

顧客満足度の一つとして荷物の受け渡し時のコミュニケーションも重要なポイントと分析し、受け渡し時の配送ドライバーを中心とした「半径50センチコミュニケーション」の心地よさに着目。配送ドライバーの働きやすさと同時に顧客とのコミュニケーションの在り方を考慮した機能性とデザイン性を兼ね備えたユニフォームを開発することとした。

配送ドライバーは、時間内に安全に重い荷物を間違いなく届けることから配送のアスリートと位置付け、天候に左右されず、身体に無理をかけずに上手な運び方ができるような高機能なユニフォームを導入することで、さらなるパフォーマンスの進化が実現すると考えた。

日用品ショッピングサイト「LOHACO」(ロハコ)では、仕事に育児に忙しい女性がメインターゲットのサービスという特性上、注文品は飲料や米、生活紙製品など重くてかさばる、持ち帰りが負担になる日用品のまとめ買いが中心となる。同社は「だからこそ、玄関先まで運んだ時にストレスなく受け取ってもらいたい」という想いから、「心地よい瞬間」も届けられるよう、配送ドライバーが与える印象を考慮した。

新ユニフォームは配送ドライバーへヒアリングを行い、現場の声をアイテム別に細やかに取り入れた。雨の日も暑い日も頭を守るキャップと、足の運びを支えるシューズを新たにアイテムに加え、頭の先から足先まで全身のコンディションを1年中ベストに保つユニフォームセット。配送中の動きやすさにこだわり、伸縮性、吸汗速乾に優れ、けが予防や疲労軽減につながるなど、アイテムごとに必要な機能を高めた素材とパターンで設計。特に、肩や腕の動きを妨げないような作りや、足まわりは動きやすさを重視し負担のないスムースな動きをサポートするなど「配送アスリート仕様」としている。

また、インターフォンごしでもわかりやすい位置にロゴを配置したり、夜の配達時の危険性を考慮し明るめのカラーを配色したりするなど、動きやすさ以外にも安心・安全を考慮したデザインを施している。

今後は、配送ドライバーのコンディションをよりベストの状態に保てるよう、骨格診断によるアドバイスと追加アイテムの提案も行う。これは、立ち姿勢判別システムを利用した身体のタイプから、それぞれにあったストレッチ方法やライフスタイルを提案するもので、引き続き、ドライバーの身体のケアに役立てていく。