関東運輸局、11月のPSCで貨物船3隻勾留

行政・団体関東運輸局は10日、管内で11月にポートステートコントロール（PSC）を実施した外国船舶75隻のうち、3隻に重大な欠陥があったとして是正を終えるまで出港を差し止める処分を行った、と発表した。

拘留処分を受けた外国船は、サウスベトナムコンテナシッピングジョイントストックカンパニーの一般貨物船「VSGプライド」（4738総トン、パナマ）、ニューセーリングシッピング（HK）の一般貨物船「ニューセーリングシッピング」（1504総トン数、ベリーズ）、シノユニオンシッピングサービスの一般貨物船「フェン・ダ」（5628総トン、ベリーズ）の3隻。

VSGプライドは船体外板の亀裂と船倉内構材の損傷を理由に11月15日に勾留、26日に解除、ニューセーリングシッピングは賃金未払いと錨鎖管、錨鎖庫の損傷を理由に28日に勾留、30日に解除、フェン・ダは船長の健康証明書の有効期限切れを理由に29日に勾留、30日に解除した。