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飲食店間や冷蔵倉庫で食材保管場所シェア、29日から受付

2019年1月29日 (火)

話題シェア店舗の物件情報サイト「よじげんスペース」を運営するよじげん(東京都新宿区)は29日、「荷物を置く場所がない」という飲食店の課題解決を目指し、冷蔵・冷凍庫の空きスペースを店舗間でシェアリングする「よじげんフリーザ」の提供を開始した。同日から冷蔵・冷凍庫を提供するホスト店舗と、利用したいゲスト店舗の登録受付を開始する。

▲業務用冷蔵庫の例、様々な形があるがどれも数十万以上する高価なもの

よじげんフリーザは、冷蔵・冷凍庫という物理的な家電の貸し借りではなく、他店の冷蔵・冷凍庫にモノを預けられるサービスで、「自店の徒歩圏内に月額5000円から倉庫を持つ感覚」で利用できるのがセールスポイント。

当初は東京23区の店舗限定で受け付け、ほかのエリアは「事前登録」の形で登録が一定数に達した場合に、そのエリアのサービスを立ち上げる。また、開始時点では「イタズラ防止のため」利用店舗を非公開とし、メッセンジャーアプリ「LINE」でホスト、ゲストの登録とマッチングを行う。

利用料金は常温が1畳につき5000円、冷蔵・冷凍は50リットルにつき5000円程度を想定。よじげんフリーザの手数料20%を相殺し、ホスト指定の口座へ送金する流れとなる。今回の登録・利用対象は飲食店、酒屋、氷雪販売業、物販店、冷蔵・冷凍倉庫などの店舗と倉庫で、個人による登録・利用は対応しない。今後は預けた冷蔵・冷凍荷物の店舗間配送、賞味期限管理によるフードロスの防止なども検討する。

▲店舗に入りきれず事務所に積まれた荷物の一例

■よじげんフリーザ登録ページ
https://4jigen.space/freezer/