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川崎汽船、電力炭輸送向け9.1万トン型新船竣工

2019年2月1日 (金)

▲コロナ・ユースフル

ロジスティクス川崎汽船は1日、大島造船所でポスト・パナマックス「コロナシリーズ」の9万1000トン型石炭船「コロナ・ユースフル」が竣工したと発表した。

コロナシリーズは電力炭輸送に適した幅広浅喫水の石炭運搬船で、従来船よりも燃費を改善できる性能を持つ。主機関の掃気の圧縮熱を熱源として発電するバイナリー発電システムを搭載し、排熱エネルギーの一部を電力として回収することで、船内発電機エンジンの燃費削減につなげる。

コロナ・ユースフルの就航により、同シリーズ船隊は20隻体制となる。

■主要目
全長:234.99メートル
型幅:43メートル
型深:18.4メートル
満載喫水:12.885メートル
載貨重量トン数:9万1861メトリックトン
総トン数:5万2128トン
純トン数:2万8945トン
ホールド・ハッチ数:5・5