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「難民」回避へ連携、引越しと空きスペースのシェアリング2社

2019年2月6日 (水)

ロジスティクストラックを客同士がシェアする仕組みの引っ越しサービス「Hi!MOVE」(ハイ!ムーブ)を提供するグライド(東京都新宿区)は6日、空きスペースのシェアリングサービスを手がけるモノオク(同区)と提携し、引っ越し運賃・料金が高くなる繁忙期などに最低限の荷物だけを搬送、残る荷物はモノオクを紹介して一時的に空きスペースに預けてもらうことで、繁忙期の混雑を回避しながら希望日に引っ越すことができるサービスの提供を開始した。

「引っ越し難民」が社会問題として注目される中、人の移動が多くなる引越繁忙期の利用客の利便性を高めるため、相互送客する取り組みを開始したもので、グライドはハイ!ムーブの利用者に対し、「新居が狭いが処分したくない家財を預けたい」「短期引っ越しで、一時的に荷物を預けたい」「引っ越し日を分散し、コストを抑えたい」といった顧客に、解決手段の1つとしてモノオクを紹介する。

利用者は退去日、入居日を変えないまま、最低限必要な荷物だけで引っ越し、ほかの荷物はモノオクを利用して新居の近所に「高騰する時期」を避けて預けることができるようになる。また、モノオクは自社サービスの利用者に対し、荷物の輸送手段の1つとしてハイ!ムーブを紹介する。