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日野プロフィア1万台リコール、エンジン破損のおそれ

2019年2月7日 (木)

行政・団体日野自動車は7日、同社の大型トラック「日野プロフィア」でオイルの潤滑不良が発生し、最悪の場合はエンジンが破損するおそれがあるとして、国土交通省にリコールを届け出たことを明らかにした。対象車両は2017年6月6日から18年8月19日までに製造した日野プロフィア24型式1万555台。

不具合はエンジンの動弁機構にある「ロッカサポート部」の給油穴の位置が不適切なために生じるもので、油路の隙間が大きくなることでヘッドカバー内に必要以上のオイルが滞留し、ブローバイガスの通路を経由して燃焼室にオイルが廻り込むことがあるという。

この不具合により、オイルの潤滑不良でエンジンが焼き付き、最悪の場合はエンジンが破損するおそれがあることから、同社は改善措置として対象の全車両に燃焼室にオイルが廻り込まないよう対策品を取り付ける。