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日野プロフィア4.7万台リコール、NOx増加のおそれ

2021年12月8日 (水)

(出所:日野自動車)

行政・団体日野自動車は8日、同社の大型トラック「プロフィア」の電熱線付き尿素水配管と冷却水配管の固定方法が不適切だったとして、国土交通省にリコールを届け出た。

この不具合では走行中の振動で両配管が接触し、電熱線が断線することがある。断線するとエンジン警告灯(MIL)が点灯し、そのまま使用を続けた場合、低温時に尿素水が凍結して排出ガス中のNOx(窒素酸化物)が増加するおそれがある。

対象車両は2017年6月から20年12月に生産されたプロフィア4万7291台で、対象の全車両に対して配管の固定バンドを対策品に交換、追加する。配管を点検し、損傷している場合は補修するか新品に交換する。