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トヨタ、物流分野でCO2排出量15%削減目指す

2010年8月26日 (木)

荷主トヨタ自動車は25日、環境取組の実行計画として第5次「トヨタ環境取組プラン」を発表した。2011年度から15年度までの5か年計画として展開する。

 

新プランは、トヨタが重点に取組む環境活動のテーマについて、「低炭素社会の構築」「循環型社会の構築」「環境保全と自然共生社会の構築」を3大重要テーマに掲げ、開発・設計、調達、生産・物流、販売、リサイクル――の各分野で取組項目と具体的実施項目・目標を策定し、総合的な環境マネジメントを推進していくもの。欧州、北米、南米、豪亜、中国、南アで活動している地域別のトヨタ環境委員会を通じ、グローバルにも展開する。

 

このうち物流分野では、輸送効率の追求とCO2排出量の低減に取り組み、国内は輸送量当たりの排出量を2006年基準で12年度に6%削減、排出量を1990年基準で15%削減する。海外は各国トップレベルの低減活動を推進するとしている。