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三谷産業、子会社がジェネリック医薬品原体の新工場建設

2012年6月18日 (月)

メディカル三谷産業は18日、ジェネリック医薬品原体の製造を行う子会社アクティブファーマが新工場を建設する、と発表した。

 

医療費削減を目的として、国によるジェネリック医薬品の使用促進策が実施される中、今後の需要拡大に対応する生産能力を確保して事業の拡大を図るため、新工場建設による生産能力の向上が必要と判断した。新工場建設で、生産能力は現状の2倍強まで向上する見込み。

 

アクティブファーマは2009年6月、日医工との共同出資(出資比率は三谷産業51%、日医工49%)で設立した医薬品原体製造会社で、グループ会社の相模化成工業を子会社化した上で、設備増強による生産能力向上を図りつつ、日医工に高純度な医薬品原体を安定供給してきた。

 

相模化成工業は、日医工以外のジェネリックメーカー、ジェネリック医薬品を取り扱う新薬メーカーに対して同レベルの医薬品原体を安定供給している。

 

アクティブファーマの新工場は、富山市の敷地6万8223平方メートルに建設。設備投資額は30億円で、2期に分けて工事を行う。第1期工事は2013年2月に着工し、14年2月に竣工させる。延床面積は2500平方メートル。資金は自己資金と借入金で賄う。