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郵船ロジ、香港拠点で冷蔵・冷凍施設拡張

2019年3月8日 (金)

拠点・施設 郵船ロジスティクスは8日、香港法人の郵船ロジスティクス香港が、セン湾区の自社倉庫で冷蔵・冷凍施設を拡張したと発表した。新施設は冷蔵が2-4度、冷凍施設はマイナス25度までの温度帯で保管でき、加工食品や生鮮品、酒類などを取り扱う。

「セン湾ロジスティクスセンター」では、2016年に冷蔵・冷凍施設を設け、食品貨物の取り扱いに注力してきたが、さらに幅広いニーズに対応するため、2月に食品専用冷蔵・冷凍施設を3倍の広さへ拡張した。セン湾ロジスティクスセンター1万7000平方メートルのうち、100平方メートルを冷蔵施設に、785平方メートルを冷凍施設に充てた。

2019年に入ってからは、マイナス20度以下の温度帯が求められるなど「取り扱い難易度」の高いアイスクリームの保管や店舗配送を開始しているが、今後は顧客ごとにテーラーメイド型の提案を展開し、海上・航空フォワーディングを組み合わせたロジスティクスサービスを提供し、多様化が見込まれる香港の食品マーケットに対応する。

▲セン湾ロジスティクスセンター