サービス・商品GROUND(グラウンド、東京都江東区)は27日、インドのマヒンドラ・エコール・セントラル大学と協業すると発表した。
同大学と、製造後に回路を書き換えることができる集積回路「FPGA」を物流分野で応用する共同研究に取り組み、AI物流ソフトウェア「DyAS」(ディアス)の開発を加速させたい考え。
同社が開発中のAI物流ソフトウェアは、倉庫内の在庫配置や人、ロボットなどのリソース配分を適正化できるようにするもので、完成すれば、少量多頻度配送や即時配送に対応できるような物流倉庫内の最適化を容易にする効果が見込まれる。
このソフトにはAIによるディープラーニング(深層学習)が不可欠で、同社はこれを高速処理するための半導体としてFPGAに注目、同大学の協力を得てFPGAの基礎研究とDyASへの応用に取り組む。