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双日、ビジネスジェット事業でフィリピンに新拠点

2010年8月26日 (木)

話題ACL社がチャーター運航しているボンバルディア社のGlobal Express双日は26日、子会社でビジネスジェットの運航、整備管理などを行うACL社(本社グアム)の新拠点をフィリピンのスービック・ベイ国際空港に設立し、ビジネスジェット事業を拡大すると発表した。

 

ACL社は、アジア・環太平洋地区で唯一、米国連邦航空局から認可を受けたビジネスジェット運航会社で、グアムを拠点としてビジネスジェット機のオーナーやチャーター顧客向けに世界各地にビジネスジェットを運航している。

 

スービック・ベイ国際空港の新拠点は9月末から稼働を開始する。大型機10機(中型機15機)を格納できる格納庫、屋外に最大18機まで駐機可能なスペースを確保しており、運航機数の拡大に対応する体制を整える。

 

スービック・ベイ国際空港は24時間運行が可能で、アジア各地へのアクセスに優れるメリットを生かし、アジアの新規顧客を開拓する。経験豊富な整備士の確保が容易なことから、将来は重整備拠点としても活用していく計画。

 

双日では「アジアだけでも、今後5年間で約350機のビジネスジェットの新規需要が見込まれる」として、アジアの需要拡大に対応する。