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熱い気持ち込めた仕事を、鴻池運輸社長訓示

2019年4月1日 (月)

ロジスティクス鴻池運輸は1日、大阪本社で入社式を行い、本社採用の総合職社員50人を前に鴻池忠彦社長が「『今日も一日の仕事に、顧客の期待を超える熱い想いを込めることができただろうか』と、日々自分自身に問いかけてほしい」などと訓示。新入社員代表に辞令を交付した。グループ全社では総合職・専門職合わせて531人が入社した。鴻池社長による訓示の要旨は次の通り。

年々深刻化する人手不足の一方でAI、IoT、ロボティクスなどの新技術が製造や物流の在り方を大きく変えており、私たちが仕事のやり方や意識を変えられなければ、社会から取り残されてしまう時代になっている。グループ2万人以上の従業員が一体感を持ち、変革に取り組むために常に心にとどめておくことを企業理念「私たちの使命」として昨年、定めた。グループの一員となった皆さんは、これを常に意識して仕事に取り組んでもらいたい。

「私たちの使命」は、KONOIKEグループが手掛ける事業の存在意義・役割を定めたものだ。私たちの仕事は、人々の安心で豊かな社会や暮らしを支える「社会の基盤」を守りながら、次の時代に合ったより便利・快適で新しいものへと進化させていくことだ。そのような仕事ができるのは、顧客や社会が求める本質をしっかりと理解し、形にしていく現場の「実践力」があるからだ。その「実践力」を生み出すのは一人ひとりの「人」の力と、顧客や仲間との「絆」の力にほかならない。

かけがえのない努力、愛情、優しさ、気配りを届ける。その結果、「あの人に頼んで良かった」「やっぱり鴻池で良かった」と感じてもらう。それは、どんなに世の中が進化しても変わることのない、大切なことだ。「今日も、一日の仕事に、顧客の期待を超える熱い想いを込めることができただろうか」。日々自分自身に問いかけてほしい。

KONOIKEグループは、品格のある会社でありたい。そのためには礼儀正しく品格のある人の集団でなければならない。昨今、大手企業の不祥事が多発しており、企業経営のガバナンスがさらに求められている。「会社のためだから、このくらいなら」などと誤った判断をしてはいけない。「嘘をつかない、人を騙さない、裏切らない」などの倫理観も大切にしてほしい。

変革を進めるKONOIKEグループの一員として、自分の明確な考えや価値観を持って、新しい風を吹き込んでほしい。そして、「私たちの使命」を実現するために一緒に挑戦していこう。鴻池忠彦社長