ロジスティクストランコムは25日、2019年3月期連結決算を発表した。物流業務を受託する「ロジスティクスマネジメント」事業と空車マッチングを中心とした「物流情報サービス事業」の主力2事業がともに好調さをキープし、増収増益となった。
ロジスティクスマネジメント事業は新規業務が稼働し、既存拠点の物量が増えたのに加え、「受託料金の適正化」も進んだことで8.4%の増収。前の年度に稼働した事業所や既存拠点で収益性が改善し、部門利益も5.9%の増益につなげた。
物流情報サービス事業は、上期の空車不足で成約件数の確保に苦戦したものの、下期にかけて緩和され、成約件数が増加。トラックドライバー不足の影響などで運賃単価が上昇したこともあり、7.3%の増収、6.6%の増益を確保した。
今期は売上高1558.5億円(前期比5.1%増)、営業利益72.7億円(8%増)、最終利益47.5億円(9.7%増)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | 19/3/1Q | |
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売上高 | 151,111 [6.6%] | 113,850 [6.5%] | 73,345 [5.6%] | 36,881 [7.2%] |
営業利益 | 6,733 [13.2%] | 5,205 [15.1%] | 2,983 [18.3%] | 1,498 [22%] |
最終利益 | 4,328 [19.4%] | 3,520 [29.4%] | 2,001 [33.4%] | 968 [59.2%] |
売上高営業利益率 | 4.5% | 4.6% | 4.1% | 4.1% |