ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

近鉄エクス、APLロジ部門が黒字転換

2019年5月10日 (金)

ロジスティクス近鉄エクスプレスが10日発表した2019年3月期連結決算は、航空・海上貨物の取り扱いが輸出入ともに増加し、増収増益となった。本業の儲けを示す営業利益は18.5%増(前期比)の207億円を確保した。また、東アジアでロジスティクス業務の受注を伸ばした。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 19/3/通期 19/3/3Q19/3/中間19/3/1Q
売上高592,009 [7%]447,454 [9.6%]291,321 [11%]144,161 [12.8%]
営業利益20,797 [18.5%]15,490 [35.3%]8,859 [28.8%]4,470 [52.8%]
最終利益9,857 [40.7%]7,445 [81%]5,014 [102.9%]2,421 [7236.3%]
売上高営業利益率3.5%3.5%3.0%3.1%

18年3月期に買収に伴う「のれん」の償却を含めた部門損益で19.8億円の損失を計上していたAPLロジスティクス部門は、販管費の抑制など利益率の改善に取り組んだ成果が現れ、22億円の黒字に転換した。

今期は売上高6200億円(4.7%増)、営業利益220億円(5.8%増)、最終利益105億円(6.5%増)を見込む。