財務・人事近鉄エクスプレスが7日発表した4-6月期(2020年3月期第1四半期)決算は、航空貨物の取り扱いが大きく落ち込んだほか、東アジアでロジスティクス事業が伸び悩み低調に推移、四半期最終損益が14億6900万円の赤字となった。
航空貨物輸送は輸出重量で13万5000トン(前年同期比11.7%減)、輸入件数で30万4000件(9.6%減)となり、海上貨物輸送は輸出容積が16万2000TEU(7.4%減)、輸入件数が6万9000件(5.2%減)と低迷。ロジスティクスはAPLロジスティクスや東アジアの取り扱いが減少した。
部門利益の落ち込み幅が大きかったのは日本(44.3%減)、米州(22.9%減)、東アジア・オセアニア(37.5%減)、東南アジア(43.3%減)。APLロジスティクスは前年同期の営業損失(2億5500万円)から7億8800万円の黒字に転じた。
全社売上高は1355億9000万円(前年同期比5.9%減)、営業利益は39億4200万円(11.8%減)。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
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売上高 | 135,590 [-5.9%] | 592,009 [7%] | 447,454 [9.6%] | 291,321 [11%] |
営業利益 | 3,942 [-11.8%] | 20,797 [18.4%] | 15,490 [35.3%] | 8,859 [28.8%] |
最終利益 | -1,469 [ - ] | 9,857 [40.7%] | 7,445 [81%] | 5,014 [102.9%] |
売上高営業利益率 | 2.9% | 3.5% | 3.5% | 3.0% |