ロジスティクス近鉄エクスプレスが7日発表した2020年3月期第3四半期連結決算は、売上高4103億円(前年同期比8.3%減)、営業利益156億円(0.8%増)、経常利益133億円(15.4%減)、最終的な儲けを示す純利益は66億円(10.5%減)となった。
航空貨物の輸出重量が42.2万トン(8.3%減)、輸入件数が92.8万件(10%減)と落ち込み、海上貨物輸送も輸出容積が49.7万TEU(6.4%減)、輸入件数21.1万件(4.4%減)と減少した。ロジスティクス事業はAPLロジスティクス部門、東アジア部門で取り扱いを減らした。
航空、海上貨物の減少は米中貿易摩擦や世界経済の減速などが影響したものだが、直接原価率の抑制が進んだことで欧州・中近東・アフリカを除く部門では「想定を上回る業績推移」となった。
通期は売上高5450億円(前期比7.9%減)、営業利益185億円(11%減)、経常利益155億円(22.3%減)、最終利益70億円(29%減)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/3Q | 20/3/中間 | 20/3/1Q | 19/3/通期 | |
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売上高 | 410,378 [-8.3%] | 271,599 [-6.8%] | 135,590 [-5.9%] | 592,009 [7%] |
営業利益 | 15,621 [0.8%] | 8,759 [-1.1%] | 3,942 [-11.8%] | 20,797 [18.5%] |
最終利益 | 6,662 [-10.5%] | 2,225 [-55.6%] | -1,469 [ - ] | 9,857 [40.8%] |
売上高営業利益率 | 3.8% | 3.2% | 2.9% | 3.5% |