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アルプス物流、上海で拠点確保目的の買収

2019年5月27日 (月)

国際 アルプス物流は24日、中国子会社の「泰達アルプス物流(上海)」を通じ「兆普電子(上海)」の全株式を取得、子会社化すると発表した。取得額は8300万元(13億3300万円)。

泰達アルプス物流は上海・松江区を拠点にアルプス物流グループ各社と連携して物流事業を展開。アルプス物流グループでは、天津泰達アルプス物流も兆普電子の建物を借り受けている。生産活動を停止している兆普電子を子会社化することで同社の建物を取得し、物流サービス基盤の強化につなげる狙い。

兆普電子は台湾系SIMPLO(新普)グループのSMPホールディングスインターナショナル・インコーポレーテッド社が松江総合保税地域で2001年に設立したが、現在は建物を保有したまま生産活動を停止している。