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香港ヤマト、保冷倉庫拡張しオイシックス一貫輸送

2019年5月30日 (木)

国際ヤマトホールディングスは30日、香港ヤマト(雅瑪多運輸(香港))が保有する九龍湾基地の保冷倉庫を拡張したと発表した。拡張に伴う最初の荷主としおて、オイシックス・ラ・大地傘下のオイシックス香港が運営する生鮮品配達サービス向けの一貫保冷輸送を5月1日から開始した。

日本から香港までの保冷輸送の際、地域の事業者が行っていた「香港空港から倉庫間」「倉庫から配送センター間」の輸送と庫内業務を香港ヤマトが行うことで、日本の生産者から香港の消費者までをヤマトグループのネットワークでつなぐもので、これによって品質レベルの高い国際一貫保冷輸送を提供する。

庫内の温度管理を一か所で集中管理することで温度逸脱リスクを減らすほか、システム化によるリアルタイム在庫管理、香港での小口保冷納品配送サービスなどを「温度管理された環境下」で提供する。