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川崎汽船、グループの優れた環境活動表彰

2019年6月14日 (金)

認証・表彰川崎汽船は14日、同社グループを対象とした「環境アワード2019」の表彰を行ったと発表した。

グループで働く社員による優れた環境保全貢献活動を表彰するもので、2015年の創設から今回で5回目を迎えた。明珍幸一社長が「独創性」「難易度」「環境貢献度」「継続性」「波及性」などの観点から選定された最優秀賞2件、優秀賞5件の活動を表彰した。

最優秀賞はダイトーコーポレーションによる「コンテナターミナルでのトレーラーの待ち時間短縮による燃料消費量削減」とKラインアメリカによる「北米東岸減速航行プログラム『グリーンジャーニーアワード』の受賞」の2件。

ダイトーコーポレーションの取り組みでは、トレーラーの順番待ちによる交通渋滞が発生していた大井埠頭周辺で、待ち時間削減のために空コンテナの処理効率アップに焦点を絞った設備や手順の改善を実施、待ち行列の長さを一日平均908メートル、待ち時間を46分短縮した。アイドリングで発生する一日当たりの燃料消費量が67.6リットル(想定値)以上削減された効果に相当するという。

Kラインアメリカは、ニューヨーク・ニュージャージー州港湾当局の減速航行プログラムに参加した船社20社の中で最上位1社のみが受賞するグリーンジャーニーアワードを受賞した。同賞はことしに入って創設されたもので、同社が最初の受賞者となった。