ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

UDトラックス、”つながる車両”の可能性NTTと議論

2019年7月11日 (木)

サービス・商品UDトラックは11日、コネクティビティ・ソリューションを活用した「スマートロジスティクス」の可能性について議論するセミナーをNTTドコモ本社にて開催した。

▲UDトラックスのサティシュ・ラジュクマール氏

セミナーの中でUDトラックスプロセス&ソリューション部統括責任者のサティシュ・ラジュクマール氏は「物流は社会の血流である。UDは積極的に物流の革新を促し、パートナーと協力しながら交通安全、環境問題、高齢化、ECの拡大とそれに伴う物流の効率化――などの課題に取り組む」と話し、データで”つながる車両”100万台を用いたスマートロジスティクスで社会問題に取り組む姿勢を見せた。

 

▲NTTドコモの中村武宏氏

セミナーに招待されたNTTドコモ執行役員5Gイノベーション推進室室長の中村武宏氏は、「データと通信技術によっていろいろなことが実現可能になる。5Gの高度な情報通信技術を用いて物流分野の女性や外国人の活躍をサポートできるのではないか。例えば、トラックドライバーの母親は自宅にいる子どもとVRを使った会話をすることで距離を縮めることができるかもしれない」と話し、物流と通信の協業による”つながる車両”の可能性を語った。9月20日から試験導入される5Gは、都市部や高速道路などから順次展開していくという。

▲パネルディスカッションの様子