ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東京・有明で28日不発弾撤去、ヤマト仕分け作業停止

2019年7月23日 (火)

話題ヤマト運輸は23日、東京・有明地区(江東区)で発見された不発弾の撤去作業が7月28日に行われるのに伴い、仕分け施設で作業を行うことができなくなるとして、荷物の配達に遅れが生じる可能性があると発表した。

不発弾は6月14日に有明1丁目の建設現場で発見され、7月28日に陸上自衛隊が撤去作業を行う。これに伴い、警戒区域内にある同社東京主管支店では撤去作業中、仕分け作業などを行うことができなくなることから、江東区、中央区、台東区、墨田区、葛飾区の5区あて荷物の配達が遅れる可能性がある。

同日は同主管支店に併設されている受付カウンターの受付業務も朝7時から夕方16時まで休止。撤去状況によっては延長の可能性もあるという。

7月16日、有明地区のマンション建設現場で不発弾探査作業中に「不発弾らしきもの」が発見され、通報を受けた自衛隊・警察・消防・江東区危機管理課が現地に向かい、自衛隊の現状確認で「米国製の焼夷爆弾500ポンド」の不発弾(全長126センチ、幅41センチ)であることがわかった。

自衛隊による安全処置が施されているため「爆発の危険性」はないということだが、現場は保全のための立ち入り規制が行われる。施工主、施工会社による24時間体制による警備のほか、区が安全パトロールを行って保全にあたっている。