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SGHD1Q、人件費・外注費175億円増え減益

2019年7月31日 (水)

財務・人事SGホールディングスが7月31日に発表した4-6月期(2020年3月期第1四半期)決算は、売上高が6.6%増の2910億円、営業利益が1.9%減の187億円、最終利益が10.3%減の101億円となった。

佐川急便を中心とするデリバリー事業は、取扱個数が2.6%増の3億2600万個、平均単価が5.2%増の630円となり、個数増で49億円、単価上昇で102億円の増収につなげた。

ただ労働人口の減少を背景としたドライバー不足による採用難が続く物流業界にあって、同社の営業利益も人件費が56億円、外注費が119億円、減価償却費が8億円それぞれ増加しており、今後の懸念材料になりそうだ。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/1Q19/3/通期19/3/3Q19/3/中間
売上高291,060 [6.5%]1,118,094 [6.9%]849,104 [13%]542,552 [12.6%]
営業利益18,772 [-1.9%]70,359 [12.1%]61,971 [19.5%]32,685 [12.9%]
最終利益10,113 [-10.2%]43,465 [20.6%]37,749 [25.7%]19,119 [14.7%]
売上高営業利益率6.4%6.3%7.3%6.0%