財務・人事SGホールディングスが7月31日に発表した4-6月期(2020年3月期第1四半期)決算は、売上高が6.6%増の2910億円、営業利益が1.9%減の187億円、最終利益が10.3%減の101億円となった。
佐川急便を中心とするデリバリー事業は、取扱個数が2.6%増の3億2600万個、平均単価が5.2%増の630円となり、個数増で49億円、単価上昇で102億円の増収につなげた。
ただ労働人口の減少を背景としたドライバー不足による採用難が続く物流業界にあって、同社の営業利益も人件費が56億円、外注費が119億円、減価償却費が8億円それぞれ増加しており、今後の懸念材料になりそうだ。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)20/3/1Q | 19/3/通期 | 19/3/3Q | 19/3/中間 | |
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売上高 | 291,060 [6.5%] | 1,118,094 [6.9%] | 849,104 [13%] | 542,552 [12.6%] |
営業利益 | 18,772 [-1.9%] | 70,359 [12.1%] | 61,971 [19.5%] | 32,685 [12.9%] |
最終利益 | 10,113 [-10.2%] | 43,465 [20.6%] | 37,749 [25.7%] | 19,119 [14.7%] |
売上高営業利益率 | 6.4% | 6.3% | 7.3% | 6.0% |