事件・事故中日本高速道路(NEXCO中日本)名古屋支社と日本高速道路保有・債務返済機構は7日、車両制限令で定められた一般的制限値25トンを2倍以上超過している車両を通行させたとして運行会社の関西興業(愛媛県東温市)を三重県警高速道路交通警察隊に告発した、と発表した。
当該車両は、4月16日13時29分に伊勢自動車道久居インターチェンジで取り締まりを受け、長さの一般的制限値12メートルに対し実測値17メートルで5メートルの超過、車両総重量の制限値25トンに対し実測値52.1トンで制限値の2倍以上となる27.1トンの超過が見つかったことで、2015年施行の「即時告発制度」に基づき「悪質違反者」として即時告発を受けた。
NEXCO中日本は、安全で円滑な交通の確保に向けて、今後も道路法違反車両に対しては厳正に行政措置を行うとしている。