山九、福岡アイランドシティで倉庫用地2.3万m2取得

ロジスティクス福岡市は9日、アイランドシティ港湾関連用地「5ha区画」の分譲予定者が山九に決まったと発表した。5月8日から6月18日まで公募を行っていた。

山九が分譲を申し込んだのは、福岡市東区みなと香椎の2万3140平方メートルで、分譲価格は22億4226万6000円（1平方メートルの単価9万6900円）。

山九は取得した「倉庫用地」に建築面積4245平方メートルの物流施設を建設し、2014年4月から操業を開始する。9月上旬までに土地売買の仮契約を締結し、土地処分議案を福岡市議会に上程して議決後、13年3月末までに引き渡す。

市では「5ha区画」内の北側分譲地の公募を随時行うほか、4ha区画は今月18日まで、2ha区画は8月14日までそれぞれ公募を受け付けている。

アイランドシティでは、大型貨物船が入港できる国際コンテナターミナルの大水深岸壁（水深15メートル）や、コンテナヤードの増設も検討される見通し。