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適正運行に向けた好事例にトラック運送2社追加

2019年8月28日 (水)

行政・団体岐阜県トラック協会は国土交通省中部地方整備局の「大型車両適正運行に対する企業の好事例集」にこれまでの15社に加え、新たにユーエスロジテック(羽島市)とサンワ産業(各務原市)の県内2社が加えられたことを発表した。

ユーエスロジテックは、運行前に管理者がエリア地図を用いながら確実な運行ルートと運行時間の確認・指示を徹底していること、ドライバーの健康管理と実運行時間の管理を徹底していること、交通事故情報や季節ごとの注意事項などを共有する研修会を毎月開いていること――が好事例として挙げられた。

サンワ産業は、現場付近の住民との条件や意見を反映させた柔軟な対応を行っていること、エコ運転と環境問題についての研修会やタイヤチェーン取り付け講習会を毎月開催していること、産業医による衛生指導と面談を通じて健康指導を行っていること――が評価された。

中部地方整備局では、道路劣化につながる過積載対策の必要性から、関係機関・団体などがパートナーとなり、2015年に「大型車通行適正化に向けた中部地域連絡協議会」を立ち上げ、適正運行に向けた優れた取り組みを公表、共有している。

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