行政・団体中部地方整備局は11日、2013年度に管内の国道事務所が警察と協力して実施した特殊車両の現地取り締まり結果を公表した。
1年間に44回の取り締まりを実施した結果、現地で計測した車両のおよそ8割が違反して通行していた。また、ことし5月30日には大型車両の通行許可の迅速化と取り締まりの強化方針が施行されたことから、管内で60回を超える取り締まりを実施すると発表した。
愛知、三重、岐阜、静岡、長野の管内5県で13年度に実施した取り締まりでは、合わせて162台を計測し、76%の123台を取り締まった。取り締まりの内訳は、警告書が106件、徐行指導が3件、過積載分を他の車両に積み換えさせる「軽減」や運行中止が14件となった。