ECオープンロジ(東京都豊島区)は29日、複数モールのネットショップ構築や一元管理に役立つ販路拡大ツール「クロスマ」とAPI連携したと発表した。これに伴い、クロスマ利用者向けに追加料金なしで、オープンロジへの商品登録から発送依頼までの物流管理業務を自動化するサービスを提供する。
EC事業者は複数モールに店舗を展開することで販路を拡大できる一方、在庫管理や発送が煩雑になることが課題となる。そこでオープンロジは複数ECモールの一元管理システムであるクロスマと、APIによるシステム連携を行うことで、従来の作業負担を削減し、複数モール展開するEC事業者を物流面でサポートできるようにする。
連携により、利用者(EC事業者)は受注データアップロードや配送情報の反映など、従来のアナログ作業が不要となる。連携機能を利用するには、クロスマとオープンロジ両方の会員登録・アカウント取得が必要。
オープンロジは今後、配送オプションへの対応などサービスの拡充を検討。クロスマとの共同セミナーも計画している。