商船三井、｢いしん｣が神戸港初のLNG燃料供給に協力

ロジスティクス商船三井は18日、同社の液化天然ガス（LNG）燃料船「いしん」が、神戸港で初めて実施されたLNG燃料供給試験に協力し、同港でも安全に供給できることが確認された、と発表した。

同試験では、LNG燃料を大阪ガスの姫路製造所から輸送し、神戸港に着岸していた「いしん」にタンクローリーから直接供給した。同様の試験は5月にも北九州港で日本郵船のLNG燃料船を使用して実施しており、2020年1月から船舶の排出ガス規制が強化されるのを前に、同船の運航に不可欠な燃料供給拠点を形成することが喫緊の課題となっている。