調査・データ商船三井は12日、フランスの石油会社トタルエナジーズと共同で、フランスで初となるLNG(液化天然ガス)燃料供給船の海上での性能試験を実施したと発表した。
このLNG燃料供給船は、トタルエナジーズが商船三井からチャーター契約した新造船で、中国の造船会社が建造。ことし4月に進水し、6月に中国の上海沖にて、公海での速力や操舵性能を含めた航行機器や推進機関について試験を行い、問題ないことを確認した。
南フランスのマルセイユ=フォス港を拠点とした地中海域でのLNG燃料供給のため、ことしの年末までに運航を開始する予定だ。