名鉄運輸G、労基署に改ざんした勤務表提出、書類送検

話題名鉄運輸は17日、連結子会社・九州名鉄運輸の雲仙営業所（長崎県雲仙市）と元営業所長（48）が労働基準法違反の疑いで13日に、長崎地検に書類送検されたと発表した。

名鉄運輸の発表によると、元営業所長は一部の従業員に対し、労使間で結んだ協定以上に時間外労働させていた疑い。労働基準監督署の監督指導が行われた際、勤務表を改ざんして提出したことも判明しており、13日付で法人としての雲仙営業所と元営業所長が長崎地方検察庁に書類送検された。

名鉄運輸では「法令遵守の徹底は、これまでも最重要課題として認識して取り組んできたが、今般の事態を厳粛に受け止め、グループの店所長に対してコンプライアンス教育の再徹底など、再発防止に向け、あらゆる面で、役職員一同全力を挙げて取り組んでいく」としている。