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大和ハウス、北上南部工業団地に3.2万m2賃貸倉庫

2019年10月3日 (木)

▲DPL岩手北上(出所:大和ハウス工業)

拠点・施設大和ハウス工業は3日、岩手県北上市の北上南部工業団地に北東北最大級のマルチテナント型物流施設「DPL岩手北上II」を9月30日に竣工した、と発表した。

同施設は東北自動車道「北上金ヶ崎インターチェンジ」から0.4キロ、秋田自動車道との分岐点「北上ジャンクション」から3キロに位置し、東北全域への配送や関東への輸送に適した立地。半導体・自動車部品関連企業や卸小売業者などの入居を想定して開発を行った。

建物は延床面積3万2538.58平方メートルの平屋建てで、天候の影響を受けずに荷物の積み下ろしができるよう、建物の中に「中車路」を設置。1区画2450平方メートルから賃借可能で、最大10テナントが入居できる。

同社はこれまで東北最大の物流施設「DPL仙台港」(宮城県仙台市)をはじめ、「DPL郡山」(福島県郡山市)など東北地方で17か所の開発を行っており、竣工した「DPL岩手北上II」は隣接地の「―岩手北上I」が満床となったことを受けて開発した。

施設の概要
名称:DPL岩手北上II
所在地:岩手県北上市相去町大松沢1-117
アクセス:東北自動車道「北上金ヶ崎インターチェンジ」から0.4キロ、JR東北本線「六原駅」から3キロ
敷地面積:4万7873.81平方メートル(1万4481.83坪)
延床面積:3万2538.58平方メートル(9842.92坪)
賃貸面積:2万8871.96平方メートル(8733.76坪)
構造・規模:鉄骨造・平屋建て
用途:マルチテナント型物流施設
設計・施工:福田組
着工:2019年2月1日
竣工:2019年9月30日
入居開始:2019年10月1日
投資額:50億円