拠点・施設大和ハウス工業は19日、岩手県北上市の北上南部工業団地で同県最大となる大規模マルチテナント型物流施設「DPL岩手北上」の建設に着工する。同県で大和ハウスがマルチテナント型物流施設を開発するのは初めて。
DPL岩手北上は利用しやすい平屋構造で延床面積2万8041平方メートル(8482坪)の広さを持つ物流施設となる計画で、同社はインターネット通販事業者、小売業者、東北全域への配送を手がける物流事業者など、複数のテナント企業の入居を想定したマルチテナント型物流施設として開発する。
最大4テナントの入居が可能で、最低1800坪からの分割利用に対応。区画ごとに事務所を設置することができるなど、利用企業の多様なニーズに沿った使い方ができる。
現地は東北自動車道北上金ヶ崎インターチェンジ(IC)から200メートルと近く、東北全域へ接続しやすい立地が特徴。JR東北本線六原駅まで3キロと職住近接の就労環境も整っている。
■建物概要
施設名:DPL岩手北上
敷地面積:4万5571.84平方メートル(1万3785.48坪)
延床面積:2万8041.98平方メートル(8482.7坪)
構造:鉄骨造・平屋建て
仕様:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:福田組
着工:2016年12月19日
竣工:2017年10月
入居:2017年11月
総投資額:40億円
問い合わせ先:大和ハウス工業岩手支店建築営業所(TEL019-634-1129)