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2月着工、最大10テナント対応

大和ハウス、岩手・北上に2棟目の大型物流施設

2019年1月21日 (月)

拠点・施設大和ハウス工業は21日、岩手県北上市の北上南部工業団地で延床面積3万平方メートル超の大規模マルチテナント型賃貸物流施設「DPL岩手北上II」の建設に着工すると発表した。完成すれば北東北最大級となる大型物流施設で、同社が手がけるマルチテナント型物流施設としては東北地方で5棟目、岩手県内では2棟目となる。投資額は50億円。

着工日は2月1日で、2017年10月に竣工した延床面積2万8041平方メートルのマルチテナント型物流施設「DPL岩手北上I」が満床になったことを受け、隣接地で開発することになった。現地は東北自動車道北上金ヶ崎インターチェンジから400メートルと近く、東北全域や関東へのアクセスしやすいのが特徴。

▲「DPL岩手北上Ⅱ」外観パース

建物は平屋建てで、半導体・自動車部品関連企業や東北全域への配送を手がける卸・小売企業など、複数のテナントによる利用を想定。天候の影響を受けないよう、荷物の積み下ろしができる「中車路」を設けた物流施設とする。入居可能なテナント数は最大10テナントで、1区画2450平方メートル(740坪)からの利用に他王。区画ごとに事務所を設置することもできる。

同社は東北で「DPL仙台港」「DPL郡山」など15か所、総敷地面積37万平方メートル、総延床面積28万3924平方メートルのマルチテナント型、BTS型の物流施設開発を手がけている。

■「DPL岩手北上II」の開発概要
所在地:岩手県北上市相去町大松沢1-117
敷地面積:4万7874.19平方メートル(1万4482坪)
延床面積:3万2500平方メートル(9830坪)
賃貸面積:2万8900平方メートル(8740坪)
構造・規模:鉄骨造・平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:福田組
着工:2019年2月1日
竣工:2019年9月下旬
入居開始時期:2019年10月上旬
総投資額:50億円