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日通、岩手県北上市で半導体向け倉庫稼働

2019年10月15日 (火)

ロジスティクス日本通運は15日、岩手県北上市に新拠点「北上3号倉庫」を建設し、9月26日に竣工式を行ったと発表した。10月から稼働を開始する。

新倉庫は半導体関連産業の集積が進み、北東北の物流ハブに位置付けられる岩手県北上エリアの拠点として半導体に関連する製品の保管・配送を中心に事業を展開する。東北自動車道北上江釣子ICから4キロ弱と近く、北東北各県への接続に優れる。

建物は全面高床式でドックレベラーを設け、海上コンテナ車両が接しやすい。庫内は3分割され、それぞれの区画に空調設備を設置、定温で運用できるよう配慮した。また床面の耐荷重は1平方メートルあたり5トンと大きく、重量品の保管にも適している。

新倉庫の概要
所在地:岩手県北上市流通センター615番2
構造:鉄骨造平屋建て(事務所併設)
敷地面積:6万6000平方メートル
延床面積:2458.45平方メートル、庇3650平方メートル
事務所:78.65平方メートル