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大和ハウス、北上市でマルチ型物流施設着工

2021年2月5日 (金)

拠点・施設岩手県北上市と大和ハウス工業は5日、地震などの災害が発生した際に物資集積の面で協力することを取り決める協定書に調印した。

北上市ではこれまで、地震、局地的な豪雨、台風による洪水、土砂崩れなどの災害への備えとして、ほかの行政機関や事業者などと災害時応援協定を交わしてきた。

大和ハウス工業は2月15日に新たなマルチテナント型賃貸物流施設「DPL岩手北上III」に着工する計画で、同施設の開発に際し、災害発生時に支援物資の一時保管や集積場所として活用する協定書を締結することにした。

DPL岩手北上IIIは東北自動車道北上金ケ崎インターチェンジ(IC)から3キロと近く、東北・関東に接続しやすい立地。JR東北本線北上駅からも4キロの距離にあり、周辺の住宅街から通勤しやすい。

建物は鉄骨造平屋建て、延床面積1万804平方メートルで、2社が分割利用できる仕様。最低区画は4889平方メートルで、同社は「半導体・自動車部品関連、インターネット通販事業者や小売業者、東北方面への配送を手がける事業者」などの利用を想定している。

■DPL岩手北上IIIの概要
所在地:岩手県北上市相去町山田2-11、12
敷地面積:1万7976.56平方メートル(5437.90坪)
建築面積:1万1098.5平方メートル(3357.29坪)
延床面積:1万804.5平方メートル(3268.36坪)
賃貸面積:1万691.2平方メートル(32348坪)
構造・規模:鉄骨造、平屋建て
建物用途:マルチテナント型物流施設
事業主:大和ハウス工業
設計・施工:松井建設
着工:2021年2月15日
完成日:2021年9月15日
入居日:2021年10月初旬