小学生が石炭専用船｢新山陽丸｣訪問、荷役見学

環境・CSR日本郵船は15日、中国電力が10月4日に開いた島根県浜田市の三隅発電所の見学会に協力し、地元小学生を同社運航の中国電力向け石炭専用船「新山陽丸」の船内に案内したと発表した。

この見学会は中国電力が社会貢献活動の一環で、地元浜田市の子どもたちを対象に、同社の発電事業学ぶ機会をつくるために企画したもので、参加した小学3、4年生の子どもたちは新山陽丸に乗船し、船長らに出迎えられ、ブリッジから火力発電の燃料となる燃料炭の荷役作業を見学した。また、同社社員が付き添いながら185メートルあるデッキを一周し、船の大きさを体感した。

子どもたちからは、「船員さんの仕事のやりがいは何か」「航海中にクジラやイルカは見られるか」「普段船内ではどんな食事をしているか」などのさまざまな質問が寄せられた。