ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

総合物流システム、上海にアクリル製品工場を開設

2012年7月25日 (水)
上海工場の外観

上海工場の外観

アパレルSBSホールディングスは25日、同社傘下の総合物流システム(東京都江東区)が19日中国・上海に樹脂加工工場「上海慶亜留塑料加工有限公司」(上海工場)を開設し、8月1日から販促や陳列用のアクリル製店舗什器の製造を開始すると発表した。

 

上海工場を開設したのは、総合物流システムのKR事業部で、同事業部では量販店やコンビニエンスストアなどで販促や陳列に用いるアクリル製店舗什器の製造・管理・輸送・設置をトータルで提供している。

 

同事業部が取引している店舗関連機器販売会社の海外進出に合わせて、アジア展開を急ぐ日系小売業各社が現地店舗で用いる什器・備品の調達需要が見込めるとして、進出を決めた。

 

上海工場は、大阪・京都の国内2工場に続き3番目のアクリル樹脂加工工場で、海外では同社初の拠点となる。当初は日本人正社員2人と現地で採用した中国人スタッフ18人の20人体制でスタートする。

 

まず、製造工程が簡単な定番品や大量ロット品の製造から開始し、段階を踏んで技術や生産性を高め、国内工場レベルの品質を目指す。当面、生産品の大半は日本国内向けを想定し、中国国内やアジア向けのシェア拡大につなげていく。

 
■総合物流システム上海工場の概要
名称:上海慶亜留塑料加工有限公司
所在地:上海市嘉定区
従業員数:20人(日本人スタッフ2人)
工場面積:200坪
倉庫面積:500坪
稼動開始日:2012年8月1日