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トランコム、GLP施設をクロスドックに活用

2019年11月20日 (水)

ロジスティクストランコムは20日、日本GLP(東京都港区)と同グループ会社のモノフル(同)の3社間で業務提携契約を締結したことを発表した。

今回の業務提携によりトランコムは、GLPの物流施設を貨物の積み替え拠点「クロスドックセンター」として活用し、物流施設間の幹線トラック便に新たな支線網を追加するほか、GLP施設入居者の中ロット貨物を積み合わせることで、入居者に柔軟で安価な輸送手段を提供する。

▲クロスドックセンター運用のイメージ(出所:トランコム)

また、モノフルが新しくリリースした配車支援サービス「配車プラス」に、トランコムの求貨求車ネットワークがもつ1万3000社の運送事業者情報を提供することで、「配車プラス」の効率的な求貨求車マッチングを支援する。

▲トランコムの恒川穣氏

トランコムの恒川穣社長は今回の提携について「モノフルのテクノロジーに、トランコムとGLPのフィジカルが連携する新しい取り組みになる。GLP・モノフルとは『変化しながら社会に貢献したい』という成長イメージや価値観が一致した」と話し、パートナーにGLP・モノフルを選択した理由を説明した。

日本GLPの帖佐義之社長はトランコムとのクロスドック構想について、「まずは3大都市圏で展開する。首都圏では相模原・流山などの多機能型物流施設にターミナル機能を持たせて運営する」と方針を語った。

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モノフル、トランコム連携の「配車プラス」開始(19年11月20日掲載)
https://www.logi-today.com/358654