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JMU、8.3万m3型LPG運搬船を引渡し

2019年11月20日 (水)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU)は20日、熊本県の有明事業所で10月30日に、LPG運搬船「リリープロムナード」の引き渡しを行ったと発表した。

同船は、ユニバーサル造船とIHIマリンユナイテッドの統合後、JMUとして初めて開発した8.3万立方メートル型LPG運搬船で、低抵抗・高効率を最大限に追求した船型、独自の省エネデバイス、高効率プロペラ――を採用したことにより、従来船に比べ大幅な推進性能の向上と省エネ性能をもつ。

開発にあたり同社は、国内荷主、オペレーターへのヒアリングや主要LPGターミナルの調査を重ね、世界の主要な港湾の入港条件と現在のマーケット要求を満たす最適船型として、長年培ってきたデザインノウハウと技術を結集したという。

竣工船の概要
主要寸法:全長230メートルx幅36.6メートルx深さ22.2メートルx喫水11.3メートル
総トン数:5万1035
載貨重量:5万3100トン
タンク容積:8万3000立方メートル
航海速力:16.75ノット
主機関:WinGD 7RT-flex58T-D ディーゼル機関1基
定員:30人
船級:NK
船籍:パナマ