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羽田空港、貨物台車の位置管理にIoT活用

2019年11月27日 (水)

サービス・商品京セラコミュニケーションシステム(京都市伏見区、KCCS)と東京国際エアカーゴターミナル(東京都大田区)は27日、羽田空港内のコンテナドーリー(貨物台車)の位置管理に、KCCSが提供する位置管理サービス「IoTトラッカー」を正式導入した、と発表した。

▲位置情報と移動履歴が確認できる

「IoTトラッカー」は、電池交換不要で長期稼働が可能なIoTデバイスで、専用ネットワークの構築を必要としないのが特長。今回空港内のドーリーに装着したことで、任意のタイミングでドーリーの位置情報を把握することができ、効率的な荷役業務とドーリーの滞留・散在防止につながる。

東京国際エアカーゴターミナルが利用するドーリーは、同空港内で24時間365日稼働しているが、広大な敷地内には他社が利用するものも多数存在しており、ドーリーが必要な状況で台数が不足するなど、従業員はその管理に多くの工数を費やしていた。これを解決するために、同社はさまざまな通信方式の位置管理デバイスを試した中で、比較的コストが低く抑えられ、頻繁な電池交換が不要であるKCCSのデバイスを選択したという。

▲(出所:KCCS)