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エンジンメーカーの鉄パレット管理に京セラツール

2024年2月29日 (木)

荷主京セラコミュニケーションシステム(京都市伏見区、KCCS)は29日、コマツカミンズエンジン(栃木県小山市)に、IoT(モノのネットワーク)ネットワークである「Sigfox」(シグフォックス)を用いたパレット管理サービスを導入したと発表した。

同管理サービスは、トラッキングデバイスをパレットなどの物流資材に取り付けることで位置情報の可視化が可能になり、専用装置が無くても広範囲で位置情報を把握できるため、初期投資が低減できるメリットがある。

▲トラッキングデバイスイメージ図(クリックで拡大、出所:京セラコミュニケーションシステム)

コマツカミンズエンジンは2023年11月に同サービスを導入し、現在約100台のトラッキングデバイスを鉄パレットに取り付けて運用している。また、エンジンの製品IDと鉄パレットに取り付けたデバイスのIDをスマートフォンのカメラで読み取り、ひも付けることでエンジンの出荷状況や鉄パレットの空き状況などのステータスをアプリケーション上で管理し、エンジンと鉄パレットの紛失や長期滞留在庫の防止や空いた鉄パレットを次のエンジンに素早く割り当てるなどの業務効率化を実現させている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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