大和ハウス、福島･須賀川市に3.2万m2物流施設着工

拠点・施設大和ハウス工業は3日、福島県須賀川市のJT東日本原料本部工場跡地の一部で、最大4つの企業が入居可能なマルチテナント型物流施設「DPL須賀川」を着工する、と発表した。2020年12月15日の竣工を目指す。

同施設は、東北自動車道「須賀川インターチェンジ」（IC）から1キロに位置し、東北全域への広域配送に対応。また、JR東北本線「須賀川駅」から1.9キロと職住近接の就労環境も整う。

建物は鉄骨造平屋建てで、延床面積は3万2167.8平方メートル。最小8000平方メートルから入居可能としており、インターネット通販事業者、小売業者、東北全域への配送事業者などの入居を想定している。

また同社は、隣接地に2区画、計4万平方メートルの工業団地を設置。物流拠点、製造拠点、研究所などを新設することで同施設との連携も可能となる。土地の造成にあたっては、福島県、須賀川市と協議の上、地盤面が浸水しないよう計画しているという。