国内ナビタイムジャパンが9日に発表した速報によると、12月1日に首都高速道路小松川ジャンクション(JCT)が開通したことで、京葉道路と接続する小松川JCTから、池袋線に接続する板橋JCTにかけて走行する車両の75%が都心環状線をう回したことがわかった。
この調査は、同社が提供するカーナビアプリ「カーナビタイム」「トラックカーナビ」などから取得したデータを分析したもので、多くの車が交通量の多い都心環状線をう回して中央環状線を利用している傾向がみられる。また、小松川JCTから板橋JCTまでの所要時間については、最大でも30分程度となったことで、これまでより最大20分の短縮できていることがわかる。
首都高速道路(東京都千代田区)は、小松川ジャンクション開通の効果として、ルート選択肢の拡大、埼玉・千葉間の所要時間の短縮、周辺道路混雑の緩和などを挙げており、開通から1週間の時点で一定の効果があったといえる。