国内首都高速道路は7日、埼玉方面と千葉方面を結ぶ小松川ジャンクション(JCT)と、渋谷線(下り)渋谷入口の工事が進み、年内に開通する見通しになったと発表した。
小松川JCTが開通することで、埼玉方面と千葉方面を結ぶルート選択の幅が広がり、都心環状線、中央環状線、外環道によるトリプルネットワークからルートを選択できるようになる。
これにより、埼玉・千葉方面を結ぶルートの所要時間が短縮されるほか、一般道路の混雑回避が可能になるとみられ、埼玉方面へのアクセス圏域拡大といった効果が期待できる。
また渋谷入口(下り)の整備により、渋谷・六本木周辺から首都高へのアクセス性が向上し、渋谷線(下り)から中央環状線に初めてアクセスできるようになる。渋谷駅周辺から羽田空港などに接続する場合、これまでの都心環状線を利用したルートに加え、中央環状線を利用したルートが選択可能になる。
首都高速道路では「一日も早い開通を目指し、取り組んでいく」としている。