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首都圏三環状の最初のリング、舛添知事「物流ネットワーク広がる」

首都高中央環状線が3月7日に全線開通

2015年1月21日 (水)

拠点・施設東京都は20日、首都高速道路と共同で整備を進めている首都高速中央環状線の大井ジャンクション(JCT)と大橋JCTを結ぶ区間9.4キロが3月7日16時に開通し、中央環状線が全線開通することになったと発表した。

今回の開通区間の事業費は3100億円で、首都圏三環状道路(圏央道、外環道、中央環状線)の最初のリングが完成する。
首都高中央環状線が3月7日に全線開通

これにより、中央環状線が大井JCTで湾岸線につながり、羽田空港へのアクセスが向上、新宿-羽田空港間の所要時間が現在の40分から20分へと半減する。都心に集中する通過交通も分散される見込みで、都心環状線を先頭とする渋滞が減少し、中央環状線内側の一日あたりの渋滞・混雑量が開通前と比べ、4割減少する効果が期待されている。

舛添要一都知事は20日の定例会見で「国際コンテナを載せたトラックがスムーズに走れることになり、物流のネットワークが広がる」「災害時に立川の広域防災基地と有明の緊急災害現地対策本部、東扇島の物資輸送拠点に円滑に行くことができる」と開通効果を強調した。